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http://www3.nhk.or.jp/news/k10015473441000.html
千葉法務大臣は、子どもを親の虐待から守るため、子どもに対する親の親権を一時的に停止するなど、これまでより柔軟に制限できるようにする新たな制度を盛り込む方向で民法の改正を検討するよう、法制審議会に諮問しました。
親権制度をめぐっては、今の民法では子どもを親の虐待から守るため、親の親権を制限する場合、無制限に親権を奪うことになり、祖父母などの親族が申立てを躊躇うケースが多く、制度が有効に活用されていないという指摘が出ています。
このため、千葉大臣は、親権を一時的に停止するなど、これまでより柔軟に制限できるようにする新たな制度を盛り込む方向で、民法の改正を検討するよう、法制審議会に諮問しました。
具体的には、期間を区切って親権を行使できなくする「一時的制限制度」を設けることや、親権の一部だけを制限する「一部制限制度」を導入することなど、検討するよう求めています。
法制審議会は、今後、親権を停止する具体的な期間や、どの親権を制限するかなどについて検討を進め、一年後をめどに答申を行うことにしています。
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