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それぞれの地方が地方独自の文化を持っていたのと同じですね。
今でも「関西人」とか「大阪人」とか「京都人」とかいうような形で、人の特性を地方色で
説明するわけですが、ドイツも同じく「ザクセン人」とか「シュヴァーヴェン人」とか言うような
言い方があります。方言も比較的に数多く残っているようです。
このようによく似た歴史を持っているドイツだからこそ、明治時代に日本が西洋流の法律
を作った際にドイツをまねたのでした。日本の旧民法を制定する際に影響を与えたロエスエル
(Hermann Roesler ヘルマン・レースラー 1834 - 1894)や、伊藤博文が教えを請い、
明治憲法に影響を与えたグナイスト(Heinrich Rudolf Hermann Friedrich von Gneist
1816-1895)、シュタイン(1815-1890)らは皆ドイツ人です。
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