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警察庁によりますと、去年1年間に全国に警察に寄せられたドメスティックバイオレンスの被害の届け出や相談は、前の年より11%増えて2万8158件に上りました。
これは、9年前に夫婦間で暴力を加えた者が相手に近づくことを禁じたドメスティックバイオレンス防止法が施行されてから最も多くなり、6年前の2倍に増えています。
このうち、傷害や暴行事件などで検挙されたケースは1658件と過去最多となり、殺人や殺人未遂事件で検挙されたケースは、前の年より40%余り減ったものの、44件ありました。
一方、悪質な付きまといを繰り返すストーカー行為の届け出や相談は1%増えて、過去最多の1万4823件に上りました。
去年、千葉市と東京で被害者から付きまといなどの相談を事前に受けながら、結果として殺人事件を防げなかったことを受けて、警察は男女間のトラブルも積極的に捜査するよう取り組みを強化しています。
全站熱搜